海外旅行保険の盗難物に対する補償について
2018年3月にバルセロナに行ってきたのですが、その際にスリに遭ってしまいました。そのときの内容はこちらをご参照ください。
盗まれたのはお財布だけだったのですが、お財布の中には現金、クレジットカード、PASMOが入っていました。そこで、海外旅行保険の補償は、適用されるのか調べてみました。(保険会社によって異なると思いますが、今回はクレジットカードに付帯している保険になります。)
・現金・・・こちらは補償されません。確かに、いくらお財布に入っていたかは証明できませんしね。
・クレジットカード・・・こちらは保険での補償ではなく、クレジットカード会社の補償になります。すぐにストップしたので大丈夫でしたが、もし使われたとしても、盗難に遭ってからの使用は請求されないとのことです。
・PASMO・・・再発行手数料が請求できるかと思ったのですが、出来ませんでした。
・お財布本体・・・こちらは補償の対象になります。詳しくは下記に記載します。
・運転免許証・・・今回盗難に遭っていませんが、再発行手数料などは補償されるそうです。
<手続きの方法>
手続きの前に、まずは現地の警察に行って事故証明書*を作成してもらいます。
1.盗難に遭ってなるべくすぐ(時系列で説明するため、覚えているうちに)保険会社に盗難に遭った旨、連絡します。
2.担当者の方から、盗難に遭った状況などを細かく聞かれますので、それに答えます。(日時、場所、どういう状況、誰と一緒だったか、何を盗まれたか、などなど)
3.盗難に遭った物の詳細について伝えます。(後日正式な書類を提出しますが、口頭でも伝えます)
4.書類を受領します。
5.添付された説明に則り、書類を提出します。
6.保険会社より再度確認の電話があります。(補償されるもの、されないものの説明や支払われる保険金についてなど)
7.保険金が銀行口座に振り込まれます。
*事故証明書は、手続きする際に必要な書類になります。入手出来なかった場合は、請求が出来なくなる可能性がありますので、なるべく入手しておきましょう。
だいたい、以上のような流れになります。
私の場合、お財布のみ補償対象でした。使用済みのものの場合、新品で買ったときから減価償却された金額となるので、年数が経っているものの場合は、補償されない場合があります。(保険会社の方の説明では最大で20%(年間)の償却とのことなので、5年以上使っているものは、補償がなくなる可能性があります。)
私は4年使っているお財布だったので、80%の減価償却だったら、ほとんど保険金はいただけないなぁと思っていたのですが、償却率が低く、思った以上の保険金をいただくことが出来ました。ですので、手続きは面倒ですが、あきらめずに請求してみるとよいかと思います。