ロシアの美術館・宮殿でのマナー

ロシアには、エルミタージュ美術館をはじめとする美術館や歴史ある宮殿が数多くありますが、そういったところで美術品・宝物を見学する際は、恐らくどこでも靴カバーを履き、大きな荷物（場合によってはコートなども）を預けなければなりません。なぜかと言うと、美術品・宝物を破壊・破損の危険から守るのと同時に、その建物自体の保存にも気を遣っているからだそうです。

ですので、どこの美術館でも入口に大きなクロークがあり、入場にはちょっと時間がかかってしまいますが、でもその分身軽な恰好で鑑賞できるのでいい点もあります。

なにより、ロシア人の芸術品に対する愛情を感じる素晴らしいマナーだと感心しました。

靴カバーを着用したときの写真