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イギリスに小包を送るとき

今回のエジンバラの滞在は7週間と長いので、スーツケースには洋服がすべて入らず、小包でも別送することにしました。

EMS(Express Mail Service)と普通の国際郵便とでは大して値段の差がなく、EMSは追跡が出来るし、なんとイギリスまで2日間で到着とあるので、EMSで送ることにしました。
伝票に記載する方法をインターネットで予習し、郵便局で起票し、いざ発送。2日間(といっても、エジンバラなので3日~4日間くらい?)で到着ということなので、出発の日に郵便局で手続きをしました。

そして、エジンバラに(私が)無事に到着してから日本の郵便局のサイトで伝票番号から追跡すると、日本から送り出したところでステータスが止まっていました。なので、現地イギリスの郵便局のサイトで追跡を開始。(実際には小包はPacelforceという民間会社が代行しているので、そちらのサイトでチェックしました。)すると、ステータスのメッセージに関税(Custom Charge)がかかるようなコメントが。。。うん?関税ってなんだ?

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1.関税(Custom Charge)とは?
慌ててCustom Chargeについて調べると、39ポンド以上のものを送ると関税(実際には、importしたものに対するVAT消費税)を払わないと送ってもらえないということが判明しました。
いろいろなページを読み漁ってみましたが、一番わかりやすかったのがPercelforce社のサイトだったので、参考までに載せておきます。(ものによって、基準の金額が違うのでご注意ください)

https://www.parcelforce.com/help-and-advice/receiving/how-are-customs-fees-calculated

2.関税の計算は?
関税の申告のためと、損害補償(保険)のために、商品の価値を書く欄があるのですが、中古の洋服ばかりなので、現在の価値でいうと5000円くらいなのに、保険が付くということでトータルで10000円と記載してしまいました。
関税の計算は、基本的に記載した額(申告額)をもとに行うので、申告した10000円に対してVATが付けられてしまったわけです。もっと調べて、現在の価値で記載すればよかった。。。

3.Custom Chargeの支払い
Parcelforceの追跡サイトには、「Custom Chargeを払うためのレターが届くから、その指示に従うように」とコメントがあるのですが、待てど暮らせどレターが届きませんでした。大雪の影響とはいえ、遅すぎる!と思って、火曜日の夕方にPacelforceにメールすると、2日後に返信がありました。(返信が意外に早くてびっくり!)Custom Chargeの金額と支払うための整理番号を教えてくれたので、やっと支払える!(支払わないと小包が絶対に届かないので・・・)結局、メールが来たその日にレターも届き、無事支払いが完了しました。ちなみに、Custom Chargeはオンラインで支払いが出来、またそのときに配達の指定日も選べました。(日本みたいに、時間までは選べませんが・・・)

4.Custom Chargeの内訳
今回私が支払った金額は、以下でした。

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Import VAT:£21.63
Clearance Fee:£11.25

VATは分かりますが、Clearance Feeって。。。説明を読むと、Parcelforceが税関に支払う関税を建て替えたり、手続きを代行しているので、その分の手数料みたいです。

 5.Custom Chargeに対しての異議申し立て
Custom Chargeの金額に対して、異議申し立てを行えるそうです。(BOR286を検索すると出てきます)例えば、伝票には10000円と記載してしまったが、中古品なので実際の価値は5000円なので、Custom Chargeはかからないと思います、というような異議申し立てになります。その場合、中古品であることの証明が必要になりますが・・・。
今回、いろいろ調べたところ、GiftではなくPersonal belongings(自分の持ち物)であれば大丈夫であるとか、正規の留学生であれば免除されるとか、いろいろ抜け道はあるみたいなのですが、それを証明するためのレターの作成の手間を考えると面倒なので、今回はあきらめました。

 

金曜日の配達を依頼したけれど、結局届いたのは土曜日でした。やはり、日本の配達事情とは大きく異なりますね。